SHIO BEAT

@pn_3901

櫻井翔の言霊(2019ver.)

(※一部ツアー中の『5×20』公演の内容を含みます。)

以前に書いた「櫻井翔の言霊」という記事が未だにちょこちょこ見られているようなのですが、文章が若い恥ずかしさとかそれ以降にリリースされたものを付けたしたい願望だったりとかあと卒論いい加減に飽きたので好きなことが書きたい欲望だったりとかで、大幅に加筆修正してみようと思いました。

ということでさっそく参ります。
櫻井翔がラップを通して紡いできた物語。



2006年

まずは『COOL&SOUL』から。
この曲は2006年に発売された『ARASHIC』というアルバムに収録されている。もちろんラップ詞は櫻井翔。ていうかこの記事に載せる歌詞は全部翔くんが書いたものです。言うまでもなく。


5人で奏でるのはHIP HOP じゃなく真似し難い様なHIPなPOP
そして幕開け第二章
似せてみようならそれは第二号

いきなりとんでもない煽りから始まる。今から歌うのはヒップホップなどではなく、嵐でしか奏でられないヒップ“ポップ”だという。それを真似したって第二号に過ぎないというわけですね。2006年、嵐はこの武器を持ってアジアに飛び立つ。そこに翔くんは嵐「第二章」の幕開けを感じている。


水滴じゃなくなってくぞ
想定しな最悪のケースを
手組もうが吹き飛ばすほどの強風

嵐がやってくるというその勢いを気象現象の「嵐」になぞらえて表しています。


アマテラスの頃から俺らは地上の遥か外側
アマテラスっていうのは日本神話に登場する神。日本神話、つまり大昔からってこと。俺らは地上の遥か外側っていうのは、「嵐」という現象はフラットな場所ではなくものすごい高いレベルのところで起きるということです。このへんは翔くんがラジオで解説していたことなんだけど、翔くんはそれ以上のことは何も言っていないのでまぁ各々想像しよう。
つまりこの「嵐」はただの気象現象について話しているわけではないってこと。歌詞をよく見てほしい。「俺ら」である。


下界に向けて吐き出す言霊
言霊というのは、先ほど出てきたアマテラスという神様が持っている力のことです。願いとか祈りとかそういう次元の言葉の力ではなく、「言えばそうなる」って次元のやつ。例えばアマテラスにわたしと翔くんは夫婦であるって言わせたらもうそれは夫婦なワケよ。なにそれ最高。言って。

だからここでアマテラスというワードが出てくるのは「大昔から」ということが言いたかっただけでなく、「言霊」というワードに繋げるためでもあったと思うの。で、「頃から」「外側」「言霊」で韻を踏んでるっていうんだから、もう、天才ですよねっていう…。


アイドルタイトル奪い取る快速“マイク持つアイドル大国”奪い取る
この死ぬほどタイトな韻を踏みながら、この国でアイドルのタイトルを奪い取る、つまりトップになると高らかに宣言している。


ちなみに、外側に向けて「忠告」し続ける一方で、内側にはこんなことも言っている。
だから俺にしがみつきなさい守り通すヤツらだと曰く付き

この歌詞に関して翔くんはこんなふうに発言している。

“曰く付き”って本当はネガティブなイメージでしょう?あえてその“曰く付き”を使う、そうすることによって「周りに悪く思われるくらい身内にはやさしい」ということがたった5文字で表現できる。

いやもう離れられないよね。


でも、あくまでも『COOL&SOUL』は言霊に過ぎないんですよ。だって2006年だよ。横アリで、ヒョウ柄の衣装着て、ゴリゴリのアイライン引いて。大風呂敷を広げてるなんて思われちゃっても仕方ないのに。

でも、このあと海の向こうに旅立った5人は大きなお土産を持って帰ってくることになります。




2007年

『COOL&SOUL(DOME‘07ver.)』

そう。次に嵐が日本で『COOL&SOUL』を披露した場所はアリーナではなくドームだった。


すでに幕開け第二章
似せてみようとも追いつかないかも

2006年バージョンと比べてほしい。幕はすでに開けた。似せてみたっていいですよ、第二号どころか追いつかないだろうから。

このときになってやっと「いま居合わせる君幸せ この歴史を後世に語れるだろう?」の本当の意味を痛感せざるを得ない。

非公式であるもののオタクにはおなじみである「ジャニーズ楽曲大賞」のコメントをここで紹介したい。

「いま居合わせる君幸せ この歴史を後世に語れるだろう?」
これ以上のオタクであることの恩恵はきっとないだろうし、そのことに対して櫻井翔が自覚的であったというだけで恐ろしいグループだと思う。*1

君たちは歴史の目撃者なんだと。

これが「嵐の歴史の分岐点になる」ということ、それだけでなく「それを目撃できる君たちは幸せである」ということ、この2つのことを確信しているからこそ書けるこの言葉。震えずにはいられない。


そうなんです。これは歴史の分岐点なんです。




2008年

ありえねえよ。ドームきちゃったってビックリしてたら、わずかその1年後に国立きちゃったよ。ありえねえよ。ありえねえ…ありえねえのに、この人たち、なんて言ったと思う?

ということで物語は『Re(mark)able』に移ります。


とんでもなく甘い気象予報いわく俺らは異常気象
噂じゃどうかな まるで大穴 そんなもんで勝てそうかな

お前らの予想が甘いって言いよった!「嵐が売れるなんて大穴だった」という甘い甘い予報士たちに、この現象は「異常」ではなく「正常」なんだと言いのける!そんなんで俺らに勝てるわけないってめちゃくちゃ煽られてるやんけ。


兎よりもカメ進む猛追
もちろんかの有名な兎とカメの話からきていますが。こんなに嵐のことを的確に表した言葉ある?一歩ずつ一歩ずつ歩みを進めてきた彼らは、兎が油断している隙に、ついに猛追を始めるわけです。


耐え切れず今じゃ大洪水
『COOL&SOUL』では「水滴じゃなくなってくぞ」と言っていたのが『Re(mark)able』では「耐え切れず今じゃ大洪水」になっている。勢いが増していく様を「水」というキーワードを変えぬまま表しているんですね。


そう類を見ない程にじわりじわり進み行きここ東京の中心から世界へ羽ばたく
メイキングで散々「不慮の事故だ」とか言ってるけどあんたこんな詞書いちゃってるからね。

『COOL&SOUL』では「似せてみようならそれは第二号」と言ってるのが、『Re(mark)able』では「類を見ない程」になっているのも鳥肌。いやそりゃ見ないよ。初ドームの翌年が初国立ってどんなおばけだよ。



研いだ爪を隠し牙を剥いた嵐に、甘い予報士たちは堪えうつむくしかなかった。

なにが憎いって。こんなに大きくなってしまった嵐が、しかしこんなことを歌う。
未だ決して何一つ変わらず ありのまま何一つ飾らず

こんなんついていくしかない。

『COOL&SOUL』の「曰く付き」の件もそうだけど嵐ってズルい。物理的な距離が遠くなっても心の距離が遠くならないのは、翔くんがこうやっていつもコッソリ足並みを揃えてくれているから。




2009年

『COOL&SOUL』と『Re(mark)able』を履修すれば櫻井翔が描く嵐の物語の7割は理解できたと言って過言ではないと思うんだけど、あとの3割がめちゃくちゃ楽しかったりするのでまだまだ続きます。

お次は2009年発売のベストアルバムにシークレットトラックとして収録されている『Attack it!』。鬼の楽しさを誇るコルレス曲だから忘れがちだけど、実はとんでもねえことを言っている。


貫通あなたの心をガッチリ頂く様に仕組んでる
しがみついて来いよ

We're running 止めないで堪忍
心盗んだ俺らは犯人

太陽と月だって覆う
雲が集まり奏でる暴風雨

未だに勢力まだ拡大中
止まっているだけなどただ退屈
“前進あるのみ”何より愛する
笑顔に紛れた大怪獣

笑顔に紛れた大怪獣(.゚ー゚)がおーっ♡でマジで紛れがちだが改めて歌詞見るとクソイケで辛い。もはや怖い。ついていかない選択肢がない。しかもこれがあの『5×10』の10秒後に流れるのが何よりの恐怖。

つまり翔くんは10周年に合わせて『5×10』という表向きの曲、そして『Attack it』というファン向けの曲を書いているということです。

で、まぁ余談なんですけど、同時期に『空高く』のラップ詞も書いていたことを付け加えていいっすか。


あの頃の忘れ物を落とした
この距離が少しほろ苦い
色あせた 言葉 音 …誓い
また君との未来見たい

あの頃っていつだろう、ほろ苦いこの距離ってどんな距離?色あせた言葉と音、何より誓いってなんだ。“また”未来を見たいと願う君って誰だろう。

翔くんはこの詞についてメディアでは語っていない(たぶん)。『最後の約束』に合わせて必死で書いたのに放送で流れなかったって文句しか言っていない(たぶん)。まぁだからこそ、この曲が収録された『僕の見ている風景』のレコーディング前に書いた詞ではなく、『最後の約束』の放送(2010/1/9)前に書いた、つまり10周年の頃に書いた詞だってことが分かったんだけど。

10周年で人気が爆発したタイミング(裏を返せば昔から応援していた人が離れた可能性も考えられるタイミング)でこの詞を書いたことに特別な意味があると勘ぐってしまうことは仕方ないと思う。様々な憶測はあれど、まぁ真相は翔くんのみが知る。

ひとつだけ言えるのは、この曲に対する嵐ファン人気はそこまでであるが櫻井担人気はめちゃくちゃ高いです。これは以前開催した櫻井翔ラップ大賞で実証済みです。




2011年

さて、余談が長くなりましたが、この年我々は再び恐怖に陥ることになります。
『Beautiful World』収録曲『Rock this』の一節。

不可能を可能 We’re like スサノヲ
スサノヲってなんじゃろなって思うだろうけど、これはアマテラスに続いて日本神話に登場する神様の名前です。そして特筆すべきはスサノヲの性質。

アマテラスは太陽の神様なんですけど、スサノヲは嵐の神様なんです。気性荒めの神。スサノヲが怒ったら大地が荒れまくる系。引き起こす勢いがとんでもないのね。

で。もっかい言いますよ。スサノヲは嵐の神様なんです。

翔くんはこれまで嵐や自分のソロ曲に何度も「アマテラス」を登場させてるんだけど、「スサノヲ」はこのときになって初めて登場するんですね。嵐の神だよ。そんな使いやすいやつ、今まで封印してたんだよ。「勢いが凄まじい」というその特徴をとっても、『COOL&SOUL』でも、初ドームの『COOL&SOUL(DOME'07ver.)』でも、初国立の『Re(mark)able』でも、10周年の『Attack it!』でも、どのタイミングで出てきてもおかしくなかったと思うの。でも、今の今まで使わなかったんだよ。

そんな翔くんが満を持してスサノヲを登場させた、そのとき前につけた言葉が「We’re like」なんてそんな恐ろしいことがあるでしょうか。まるでスサノヲのようだと。嵐の勢いはスサノヲのように凄まじいんだと言っているのです。


『Rock this』は本当どの歌詞をとっても震える。

Hey!Are you ready my ladies?
まずここで抱かれるじゃん?

いまから未定です
見える明日を過ごすのはてんで御免です

着実なキャリアを伸ばしていたこの頃に、実は裏ではこんなこと歌ってた。

此処から我々にお任せ
あなた方の前じゃ誤魔化せんぜ

何度も言うけど、翔くんのリリックは時にファンとの足並みを揃えてくれる。着実にキャリアを伸ばしていくからこそ不安だったこのころに、わたしたちの前では誤魔化せないと嵐は歌っていた。強さと優しさの共存。翔くんが書く嵐の詞にはいつもそれが宿っている。




2015年

このスサノヲさんですが、2015年発売のアルバム『Japonism』収録の『心の空』で再び登場します。

スサノヲ散らす風防(you know?)
風防っていうのはその名の通り、風を防ぐこと、その設備や道具のこと。スサノヲ(嵐)は風防をも散らすってことですね。しかもニクいことに「you know?」がついてるんだよね。「知ってるだろ?」って。

クッソ…し、知ってるわバッキャロー!!かっこいいわ!惚れ直したわ!言わせんなよ!!




2016年

さて、2016年には『Attack it!』以来7年ぶりの全編ラップ曲『To my homies』が発表されます。この曲が収録されたアルバム『Are you happy?』が良い意味で力を抜くようなコンセプトだったので、これまでの全編ラップ曲とはずいぶん様子が違う。

違う。違うんだけど、ここまで翔くんが紡いできた嵐の物語を振り返ったあとに
僕らならば歴史のstoryがtell
あいつらの下へいま追い掛ける

という歌詞を見たら、何も思わずにはいられない。

下界にむけて高らかに言霊を吐き出した時を超え、爪を隠して牙を剥いた時を超え、頂点で高く笑った時を超え、そんな歴史のstoryを超え、もう一度いっしょに踊ろうってそんな未来ある?

穏やかで、優しくて、温かくて、これまでと全然違うじゃんって感じだけど。そうじゃなくて。敵なんかいなくなって、ギラつく必要なんかなくなって、だから笑っていられる。それってめちゃくちゃかっこよくないかって話なわけです。


わたしが嵐のこの状況を「かっこいい」と思う理由を、もうちょい分かりやすく言いますね。




2017年

『untitled』収録『「未完」』より

暗闇から光
‘僕らが拓いていく時代’
なんてあの頃はいきがり
いま、夢の先の未来
後ろなんて見ない
ただそう前だけしか見ない
目の前は誰もいない
その未来自分次第

はい以上です。そういうことです。


「僕らが拓いていく時代」「あの頃はいきがり」から導き出せることなんて1つしかない。

「そう俺らがあくまでタイトなパイオニア」(『COOL&SOUL』)と言っていたあのころの夢を叶え、今はもうその先も未来にいる。

後ろなんて見ない。
前だけしか見ない。

なぜなら目の前にはもう誰もいないから。

かっこよすぎませんか。




2018年

最後に、アニバーサリーツアーである『5×20』のセットリストに久々に組み込まれた『COOL&SOUL』についても触れておきたい。

もう参加した人はご存知のように、実は「ya so cute 二番煎じ」というサイコーにギラギラしたあの歌詞が封印され、「笑うぜ最後には」という歌詞に置き換わっている。


ここ数年で翔くんは、もう敵なんていないこと、だから牙を剥いたりしないこと、だからとにかく自分たちが笑顔でいられる未来を選択していくこと、今「もがく」理由はその一点であること、を、さまざまな方法で歌っているわけです。



ねえ思いませんか。
こんなに無敵で最強な未来ある?って。

だからわたしは、ヒョウ柄の衣装着た嵐もかっこいいけど、ピンクのジャケットに蝶ネクタイつけた嵐も「優しい」だけじゃなく「かっこいい」と思う。それに、今の嵐にはそれが似合ってると思う。何より、それが似合える嵐になったことが一番かっこいいと思う。



もう seamless あの彼方へ。そして嵐は永遠になる。




これが今現在までに語られてきた嵐の物語です。
しかし、実はこの物語にはまだ触れていなかった「序章」が存在します。


『COOL&SOUL』には、曲中にこんなセリフが登場する。

「4つ前のアルバムに話は遡るんだけどさぁ…Well, the story goes back to the second album which four albums ago.」
4つ前??なんやと??

翔くんはこのセリフについて、ラジオでこのように語っていました。

何がいいたいかといいますと。本来は、4つも前のアルバムに話はさかのぼるんだけどさ。つまり、2枚目のアルバムに話はさかのぼるんだけどさ。つまり、2枚目のアルバムから俺らはもうはじめてたんだけどさ。ということが言いたかったんです。日本語の方は、4つ前のアルバムに話にさかのぼるんだけどさ、なんだけども、英語の方ではThe story goes back to the second albam which is four albams ago. 実は2枚目のアルバム、とうの昔からということが言いたかったということなんです。

2002年

この2枚目のアルバムとは、『HERE WE GO!』に収録されている『Theme of ARASHI』のことです。
嵐はこの頃の話をするとき、決まって「毎日ホテルの部屋に集まってこれからの嵐について話し合った」「寝ないで朝まで話してたよね」「だからコンサート中ちょっと眠いのよ(笑)」なんて思い出話をする。そのおかげで当時を知らない人でも『HERE WE GO!』の時期はなんとなくしんどかった時期というイメージはあるとおもう。

そんな時代に翔くんはどんな詞を書いていたのかというと。

太陽光に被る雲
毎十秒近づくスロー
「確かな駆け出し」果てなき雨降らし
そして奏でる五人囃子
それは雨よけワイパー
壊すくらいだ
地団駄踏んで皆リタイア
世紀ミレニアム股にかけ
長い夜を明けて 朝になれ
そうさ確かに青二
しかし5人と共にさらおう時代
小さい予報士たちも去ってすぐ
俺ら嵐がやってくる

歌詞だけを見てみても、「太陽光に被る雲」「毎十秒近づくスロー」「世紀ミレニアム股にかけ」などがCOOL&SOULにも登場することから、やはりTheme of ARASHIとCOOL&SOULは繋がっていることが分かる。

でも何が恐怖ってさ。さっきも言ったみたいに、HERE WE GOだよ?2002年だよ?この時代に「確かな駆け出し」「そうさ確かに青二才 しかし5人と共にさらおう時代」と言ってのける強さよ。トップになりたいだなんてまだ口にすることもできていなかったときに、嵐は今の自分たちを「確かな駆け出し」だと表現し、客観的に「青二才」だと評価しつつも、「5人と共に時代をさらう」ことになんの疑問も抱いていない。翔くんの言う「2枚目のアルバムから俺らはもう始めていたんだけどさ。」は、ただ単に歌詞が被ってるとかそんなことでなく、間違いなく「嵐がやってくる」というその現象のことを指している、のだとおもうんだよね。

そして予報士たち。このワードに見覚えがありませんか。そうです、『Re(mark)able』に登場する、あの甘い気象予報士たちのことです。このことについて翔くんはのちにこんな風に語っています。

ちなみに、俺が嵐に関して書いたラップは、実は全部繋がっていて。『Theme of ARASHI』の“小さい予報士達も去ってすぐ”で初めて“予報士”が出てくるんだけど。そこから始まって、『Re(mark)able』の最後、“予報士たちが堪えうつむく”で終わるっていう。

こんなに長々書いたのにさ。結局、私たちは櫻井翔の掌の上で転がされてただけってことです。
それはたぶん、今でも。



でも。きっとこれらのラップ詞を書いたときに、その当時は何言っちゃってんのって苦笑されることもあったと思うんだよね。それは翔くん自身も自覚していたと思う。信じてくれる人のほうが少なかったかもしれない。じゃあ、なんで書けたかっていうとそれはもう一つしかなくて。

予言じゃなくて、言霊だからだよ。

嵐の未来予想図ではない。理想像でもない。「口に出せば必ずその現象が起こる」という絶対に逆らえない神の力によるものだからだよ。だから「時代をさらおう」って言えたし、「タイトル奪い取る」って言えた。

内弁慶な嵐のそばには、いつでも櫻井翔の言霊があった。


だって時代さらったし、タイトルも奪ったもんね。
だから最後にはきっと笑えるって、今そう思えてるよ。





それにしてもさぁ、翔くん。
あなた、嵐っていうグループ名でほんとによかったね。
Sexy Zoneでリリック考えんのなかなか至難の業だった*2とおもうよ…。

嵐はJ-popグループである

音楽の知識とかなんもないのでトンチンカンなことを言っている可能性があるのですが、嵐の新曲『Turning Up』の一節「世界中に放て Turning up with the J-pop!」に惹かれてしゃーない気持ちをぶつけたくてとりあえずブログ開いてみたなう。

わたしは今まで嵐の楽曲をただの「楽曲」として聴くことをあんまりしていなくて、具体的に言えば翔くんの低音がヤバいとか翔くんの高音がヤバいとかあとはだいたいラップ詞の考察をしているのは皆さんご存知だと思います。

そんなわたしが嵐の楽曲を「J-pop」として強く認識した瞬間が明確にあって、それはたまたま聴いてたラジオで嵐の楽曲について話してるのを聴いてからなんですけど。


そのラジオでの話とは

嵐の楽曲はここ10年の「最高峰のJ-popは何か」という一つの答えで、J-popのスタンダードになってる。楽曲コンペとかの基準にもなってるから音楽業界にいる人だったらみんな聴いてるよ。

と。それを受けて、

そうそう俺もここ最近で1番好きだなと思った曲のプロデューサーに会う機会があったから「あの曲めちゃくちゃ好きで…」って伝えたら「あの曲ねぇ…実は嵐を参考にしたんですよ」って言われたんだよね。

的な話をしていたのです。
(某作曲家と某ミュージシャンのラジオなのですがわりとひっそりやってるネットラジオなのでラジオ名は明記しません。気になる方は個人的にわたしに聞いてね!)

ともかく、音楽業界にいると嵐の楽曲の話になることは多いんだって。このラジオ、嵐の休止発表のあとに放送されたラジオで、「実は嵐好きなんだよね〜」的な入り口から入ったから人間的な話かと思ったら音楽的な話で逆にすごい聴き入ったんだけど。



そんなラジオのあとで「嵐を、そしてJ-popを愛する全ての人に贈る」という謳い文句がついたベストアルバムが発売されたから、わたし的にめっっっちゃくちゃしっくりきたんですよ。

嵐の楽曲がJ-popの基準ならば、嵐の楽曲の歴史はJ-popの歴史の一部であって、嵐のベストアルバムはJ-popのベストアルバムでもあるんだと。



たぶんラジオ聞く前にこのキャッチコピー見ても特になにも思ってなかったと思うんだけど、「嵐の楽曲がJ-popの基準」と認識してから見たこのキャッチコピー、すごい「正しい」ものとして理解したというか。つまりカッコつけたキャッチコピーとかじゃなくただの事実を言ってるだけなんよね。だからこそ、それを自覚して「J-popを愛する全ての人に贈る」と言い切れる嵐が最高にカッコいいんよね。


わたしが「turning up with the J-pop!」にこんなに惹かれるのは、ベストアルバムで漠然と思っていた「嵐のJ-popに対する矜恃」を確信できた嬉しさなんだと思う。


公式のツイート「J-popを広めよう!」もすごい良かった。広めよう!なんだよね。いっしょにね。言葉に嘘がないのもいい。このシングルが嵐史上(ていうかたぶんジャニーズ史上)初のデジタル配信シングルなのもいい。Youtubeで全世界一斉にMVを公開したのも最高。世界中に放て turning up with the J-pop!の中に一つも嘘がない。『Turning Up』は文字通り世界中に放たれた。



ちまちました嵐が好きだから〜、とか、そんな日本背負っちゃうなんて〜とか、マジうっせえ。そんなことは今はどうでもよくて嵐は20年間こと音楽に関してはJ-popに捧げてきたんだよと言いたい。その嵐が20年の節目に音楽に乗せていう言葉が「J-popを広めよう!」なんてそんなんJ-popいま泣いてるよ。嬉しすぎて。そんな恩返しのされ方ある?よかったねJ-pop。

まあそんな感じで、世界中に放つのが「嵐」ではなく「J-pop」なことに、嵐の謙虚さとか真面目さとかでもプライドとか自覚とかいろんなものが詰まっててどうしようもなくグッとくるよな〜〜〜という話でした。




しかしまぁ、11/3の会見もSNSを解禁したタイミングも新曲もプロモーション方法もぜんぶ完璧すぎて嵐様こわいわ。すごすぎるわ。

正直今までずっとやらないでほしいな、と思っていたSNSも、いざ始まってみればなんか全然心配ない。嵐なら大丈夫やろって思える。だって事実だけを並べると「嵐様こわい」って思うけどインスタライブ見たら「国立でフライングで登場するときの練習」つって翔くん担がれてるんだもん。なにが嵐様こわいだよ。嵐マジでバカ。だいすきだよ。

100/100

過去のブログを読んでくれたことがある方とか、わたしのTwitterをフォローしてくれている方なんかは分かるかもしれませんが、わたしは「優しい翔くん」に寂しさを覚えるとクソ重文章を書いてしまう傾向があります。

優しい翔くんも好きだ。でも、「ya so cute二番煎じ」と睨む翔くんにどうしたって胸が震えてしまう。スーツ姿もかっこいいけれど、国立のど真ん中で「今時代が手の中に!」と高らかに叫ぶ翔くんが忘れられない。厄介な性質。過去の記事を読んでみてもラップのことを延々と語ったり、キャスター業に力入れすぎてね?とかほざいたり、何なら刺激が足りねえよ!って一瞬担降りまでしてる。CSRとわたし、どっちが大事なのよ…!?みたいな。「翔くんは優しくなんかない」というタイトルの分かりやすすぎる記事まで書いてますね。とんがってますね。この記事けっこうお気に入りなんですけどね。


ところで、去年の夏頃、ちょっと物騒な事件、っつーか替え歌が流れた。わたしは彼らのことも好きだしそこについて言及するつもりはないんですが、彼らが翔くんの司会番組「音楽のちから」に出演したときのことは言及させてください。翔くんは開口一番明るい声を出し、一人一人に「よろしくね」と握手をした。このときの翔くんの行動はけっこう賞賛されていて、それはまぁ良いことなんだろうけど、「怒りを隠して」とか「笑顔の裏で」とかそんな枕詞がついていたことがどうしても解せなかった。本当は怒っているけど表に出さず大人の対応して偉いとか……そうかな。たぶん。たぶん翔くんはほんとに怒ってないんだと思うよ。テレビだからとか、大人だからとか、そんなんじゃなく。嵐だから。「がんばれよ」という言葉に他意なんてあるはずもなく、本気で後輩のこれからを応援しているんだと思う。だって翔くんは天下無敵の嵐だから。


やっと、やっと分かってきたことがあるんですけど。わたしは優しい翔くんに物足りなさを感じていた。けど、違う。翔くんは優しくなれたのだ。優しさは強さの上にある。強さを経て、優しくなったのだ。わざわざ睨まなくても誰も真似なんてしないから。わざわざ大きな声なんか出さなくても時代があなたの手の中にあることなんてみんな知っているから。

あの強さを経て今の優しさに辿り着いたことが実は一番強い。今回のアニバーサリーツアーでさ、COOL&SOULが流れたとき。もうそりゃわくわくで2018年版「ya so cute二番煎じ」を待機していたんだけど。翔くんはそんなわたしの期待を裏切って「笑うぜ最後には」と歌ってきたんだよね。いやなんかもう自分を恥じたよね。今の翔くんに「ya so cute二番煎じ」なんて言わせようとした自分を。

翔くんが揶揄する相手なんてもう誰もいない。そんなんもうどーでもよくなった。嵐が最強になったから。

最強になった嵐は、柔らかく温かく、どこまでも優しくなった。そして翔くんはいつも笑っている。4人といっしょに、いつも笑っている。それが一番かっこいい。



だけど、そんなふうに優しくなった翔くんが、しかし20年前からずーっと変わらず優しくしている人がいる。
わたしだ。わたしたちだ。


翔くんはおそらく、「20年」ということにわりとこだわりを持っている。15周年を迎える前なんかは、ハッキリと「今日の活動が評価されなかろうと華々しい20周年があればそれでいい」「20周年を盛大にお祝いできるように逆算して動いてる感じ」なんて言っていた。ちなみにハワイから戻ってきた彼は 「なんかもう20っていう数字もどーでもよくなっちゃった!」とか言いやがった。かわいい。まぁそれでも、過去あれだけこだわっていた20周年に何も思わないわけがないし、そうでもなくても翔くんはけっこう記念日とかを大切にしてくれるオトコだ。結婚したいですね。

記念日を大切にしてくれる翔くんは、自分以外の人の記念日さえ大切にしてくれる。先輩の20周年とか、後輩の10周年とか、折に触れて「おめでとう」と言う。そして必ずこう付け足す。「ファンの皆さんもおめでとう」。


20周年を迎えた嵐は各所でいろんな人に祝われるだろう。だけど翔くんはおそらく、わたしたちも祝われるべきだと思っている。別にいいのに。全部好きでやってることなのに。わたしたちが「おめでとう」と言われることなんて本来なにもないはずなのに。それでもあの人は祝われるべきだと思っている。翔くんとはそういう人だ。

翔くんがわたしたちを祝う手段。5×20の挨拶とか、この前のオトノハとか。俺はちゃんと見てるよ。俺はちゃんと分かってるよ。みんなも分かってるでしょ?そういう、言葉。というか愛。


しぬほど嬉しかった。


けどね翔くん、そんなこと言われなくても分かってるよ。他の誰が分からなくたってわたしたちだけはぜんぶ分かってるよ。わたしたちが分かってることだって翔くんは分かってくれてるでしょ?ついでに言うと、わたしたちが分かってることを翔くんが分かってくれてることもわたしたちは分かってる!

にほんごが難しくなってきたけど、まぁ全部分かり合えてるって話だ。


だからわざわざ言う必要ないんだよ。でも翔くんは言うんだよ。「俺のファンは分かってくれてると思うけど」ってつけて。言うんだよ。分かってない人たちに言うんじゃないよ。分かってるわたしたちにわざわざ言うの。

ドームに集まっている5万人の中にはいろんな人がいることなんて翔くんが一番知ってるはずなのに、翔くんのうちわを持つわたしたちにだけ言うの。言わなくても分かるわたしたちにだけ言うの。

「きっと見てくれるであろう誰か」がたくさんいることも知ってるくせに、「必ず見てくれているあなた」に向けて言うの。「あなた」はそんなこと言われなくても分かってるのに。分かってるのに、言うの。

もうそれは、翔くんの、わたしたちに対する「ファンの皆さんもおめでとう」でしかなくて。ファンも祝われるべきだっていう翔くんの想いが、いつもの「ファンの皆さんもおめでとう」という第三者の言葉としてではなく。「私」と「あなた」として。

翔くんはわたしたちを祝ってくれる。わたしたちが1番ほしい言葉で、祝ってくれる。

翔くんは、ずーっと優しかったんだけど。20年前から、わたしたちには変わらずずーっと優しかったんだけどさ。でも20周年だから。記念日だから。この20年間の、翔くんと、わたしたちの、思い出の答え合わせ。それが翔くんからわたしたちへのプレゼントだった。

それにしても20年越しのプレゼントって。温めすぎ。伏線の回収が盛大すぎ。いくらなんでも記念日を大切にしすぎだ。そしてそんな翔くんが好きだ。



翔くんは普段、愛してるとか好きとか言わないし、日常のちょっとしたサプライズとかも苦手だし。記念日が過ぎれば、こんなふうに言ってくれることはたぶんあんまりなくなる。

でも、だいじょうぶ。
だってわたしたち、言われなくても分かってるから。




翔くん、お誕生日おめでとう。
こんな素敵なプレゼントをありがとう。
しぬほど嬉しかったよ。




まぁそんなこと、言われなくても分かってるんだろうけど。

未来は君たちのためにある (Sexy Zone presents Sexy Tour 2017 〜STAGEに行ってきたよ!)

 5/7に更新された中島健人くんのweb連載『Ken Tea Time』にはこんな一節があった。

物語は第2章を迎える。

第2章。嵐担は人一倍この言葉に敏感だ。嵐の櫻井翔くんも以前、自分たちの歴史に「第2章」と名付けたことがあるからだ。

これをセクゾ担の方に向けてざっくりと説明すると、「第2章」というのは、嵐の楽曲『COOL&SOUL』の中に登場する歌詞である。この曲は全編ラップで構成されており、当然ラップ詞は翔くんによるもので、その中でこの人は「そして幕開け第2章」と歌った。暦は2006年、ヒョウ柄の衣装を着て、ある人はサングラスをかけて、今じゃ想像もつかないコワイ顔で横アリに君臨する夏があった。結局翔くんが何をもって第2章、と名付けたのかは分からない。どこまで確信があったかは分からない。それでもこの人が残した言霊は、結果論として、翌年に初ドーム、さらにその翌年の初国立へと繋がった。(ちなみに全然ざっくり説明してないバージョンはこちらにございますので、よければ是非。)

s-shiopon.hatenablog.com

 

ではケンティーは何をもって第2章と名付けたのか。もちろん、分からない。分からないけど、分かる。明確に、分かることがある。あのSTAGEを見た人なら分かる。何かが変わる。昨日と今日に確かな境界線がある。確かな第2章の訪れを感じる。あのSTAGEはそう感じずにはいられないコンサートだったのじゃ・・・(突然の哀愁)

 
ということで行って参りましたSexy Tour 2017!in横アリ!!わたし現場に行っても嵐以外は書く自信がなくてブログは書いてなかったんだけど、10年後懐古して楽しみたいな〜〜〜と思ったから現場行ったらとりあえず感想書いてみることにするね。

嵐担が書くセクゾコンの感想って嵐担も楽しくなければセクゾ担も楽しくなくない?なくなくない?って思うけどわたしが楽しいので。ゆるちて。

 

今回でセクゾコンにお邪魔するのは4度目だったわけですが。すでに名古屋公演に入っていたお友達が言うのね。OPで5回はエモいって言うよって。蓋を開けてみれば、暗転する前に3回はエモいって言ってた。だって、なにあれ!あのコール!今までセクゾコンで始まる前にあんな大きいコール聞いたことなんてなかったよ!なにあれ!あのカウント!3,2,1!って!ペンラの色をさ!変えるんだよね!声がさ!大きいんだよ!みんなで歌うんだよ!!みんなで踊るんだよ!!おまっそんなファンサ厨みたいな格好してるくせにオキテも完璧に踊りやがる!!

セクゾコンで声が枯れたのは初めてだった。

わたしたちはお金を払ってコンサートを見にきていて、セクガルなのか、ファンなのか、お客さんなのか、分かんないけど、まぁ、消費者ということには変わりない。消費者がコンサートをどう楽しもうがそれはわたしたちの裁量によるもので、歌うのも踊るのもうちわを振るのも義務付けられているものじゃない。座って眺めるだけの権利も持っている。だれも強要したりしない。でも、でもね、いっしょに歌ったら、もっと楽しいよ。いっしょに踊ったら、もっと気持ちいいよ。もっとこっちにおいでよ、そしたら俺らはもっともっと嬉しいよ。コンサートは、そういうもんで、コンサートがそういうもんだっていうのは、わたしは嵐に教えられたけど。みんなもSexy Zoneに教えてもらったんだねって。

 

 

勝利が言っていた。「僕、自信があるんです。この5人なら、何十年先まで、みんなを幸せにできる自信がある。」って。いや〜〜〜おったまげた。5年前セクゾの初アリーナコンにお邪魔したとき、スッゲー記憶に残ってる景色があって。席が花道近くで、近づいてきた勝利に花道周りのオタクがキャーーって手振ってんのに、勝利はこちらなんて見向きもせずに前見てんのよね!!メインステージに向かって歩く方向見てんのよ!!安全歩行!!!!!!!初アリーナのことなんて忘れたことのほうが多いのに、あの、あのまだ全然飲み込めていなかった、あの勝利のことはなぜか強烈に覚えていて。あの、あの勝利が。あのときはそんな自信ぜったいなかったくせに。真っ直ぐ強い眼差しで言うのよ、自信があるんですって。何十年も先のことを約束するの。

 

 

ところで冒頭のほうに載っけた過去記事のリンク、一言でまとめると翔くんのリリックは最&高って話をしているんですけど。そこで嵐は、嵐というそのトンチキな名前を見事に落とし込み、翔くんのリリックによって武器にまで大成させた。でも翔くん、もしグループ名がSexy Zoneならリリック考えんの大変だったろうねって書いたんですね。
で、Sexy Zoneというトンチキな名前をつけられた当の本人たちは何て歌ったのかというと。

赤い薔薇に誓う
その棘が刺さろうとも歩いていく
あなたとこの"未知"を

Sexy Zoneというそのトンチキな名前を見事に落とし込み、薔薇とともに武器に大成させようと、している。嵐に、嵐って名前で良かったねって言ったんだけど、Sexy Zoneも、Sexy Zoneって名前で、良かったね、って思って。

似合ってるよ。

 


『Ken Tea Time』の記事は、「物語は第2章を迎えます。」と綴ったあと、こんなふうに続きます。

Make a wish
Make Sexy
Make Happy
SexyThankYou

これはツアーの挨拶でも毎回繰り返していた言葉なんですけども、いや、マジで、みんなウンウン頷いて、拍手するんですよね。外野がきいたら笑うかもしれないことを、でもあのSTAGEを見た人は心から同じことを思う、そうあってくれと、願わずにはいられない。

 始まったばかりの第2章がどんな物語なのか、それは誰にも分からないけれど、メイクアウィシュ。メイクセクシー。メイクハッピー。輝かしい未来に!!セクシーサンキュー。

いいもの見せていただきました!ありがとうSexy Zone

  

こっからとても余談だよ!
翔くんがきたよ。5/6の横アリに。たしか翔くんが以前セクゾコンにきたのは2015年Sexy Powerのときだったと思うんだけど。そのときのことを、翔くんが「感想は本人たちに伝えたのでいいとして〜」みたいなことを言ってたんですけど。わたしこれ見てゾッとしたっていうか(笑)3人のセクゾコンを見て翔くんが本人に伝えたことって、こう言葉にできないんですけど、、、なんかあるんですよ、櫻井担にしか分からない心配が(笑)翔くんの言うことって伝わる人には伝わるんだけど伝わらない人にはとことん誤解されるんですね。だからTwitterでも翔くんのロングインタビューが出たあとは荒れがちなんですけど。その、伝わる人っていうのが結構少なくて、たぶん風磨はだいじょぶなんだけど、他のみんなにはどう伝わったかな〜とか。あとあの人ジュニアにも挨拶してって言われてジュニアにも声かけたみたいだけどそれもめっちゃ心配した。みんな、櫻井先輩の言うことよく分かんないと思うけど聞き流してくれていいからね…35歳昭和男が言うことだからね…そしてもし翔くんの言うことが理解できたというそこの希少ジュニア!推すから名前教えて。


脱線がスゴイ。


だから何が言いたいかっていうと!!ほんっっっと〜〜〜に嬉しかったのよ〜〜〜。「これ風磨が演出したってみんな知ってるの?」って、何度も何度も言ってたっていうレポが嬉しくて嬉しくて嬉しくて。翔くんの言うことは基本難しいんだけど、たまに、翔くん自身もやっと答えを見つけたみたいにシンプルで素直な言葉が出てくる。それがこの場合、「これ風磨が演出したってみんな知ってるの?」だったんだと思うのね。
これで分かるじゃん。これだけで分かるじゃん。翔くんは風磨の演出だってみんなに知ってほしいの。みんな知ってるんだけど、それでも今日きた人の中で1人でも知らない人がいたら、その1人に伝えたかったと思う。よかったから。コンサートが、すごく。
翔くんは一言も感想を言ってないし、これから先も翔くんから感想を聞く機会もおそらくないと思われる。15日更新の翔くんのweb『オトノハ』に一抹の期待は残しているものの、まぁなくても、大丈夫。「これ風磨が演出したってみんな知ってるの?」が全てだとおもうから。


また「感想は本人たちに伝えたので」って言われても、もう怖くないよ。どうよ翔くん、いいコンサートだったでしょう。イヒヒ。

 

 

2週間だけ担降りしていた話

実は担降りしていました。3月の頭から約2週間だけ。
どうだ!!!全然気がつかなかっただろ!!!その間も普通に翔くんのアイコンで翔くんへの愛を語っていたからな!!!!!

最近担降りブログをよく見かけるから流行りに乗りたいっていう軽率な理由で書きますが、断じて担降りブログではない。わたしの今の担当は櫻井翔くんです。

ではどうして2週間だけ担降りしていたのか、つーかそもそも担当って何なん?という話をしたい。重いし理解されないと思うので、重いし理解できねえ〜〜って思いながら読んでください!きっと重いし理解できないよ!

 

 

嵐担って、この時期鬼のように暇なんですよ。というのも、ここ数年の嵐は、6〜7月にワクワク学校、9月にライブ、11月からツアーが始まるというスケジュールが定番化している。去年は9月のライブがなかったけど、4月?5月?あたりから8月にかけてアリーナツアーがあった。ちなみに外れた。まぁだから、6月から12月は余裕なんですね。で、その流れで1月もいける。特番も多いし。問題はこっから!2月から4月、5月あたりがとにかく暇!しかもわたしは2007年に嵐に落ちた人間なので、忙しいことに慣れてしまった体にはなかなか辛い!こと櫻井さんにおいてはこれがまぁ顕著なんですわ。個人仕事が引くほど続いてパタッ…となくなったわけですから。

じゃあ、暇だったら、降りるのか?っていう話なんですよ。これはNOと言い切れる。2015年も2016年も暇だったけど、降りようなんて気持ちには一度もならなかった。暇だから普通に他Gの現場も行ってたけど、それは娯楽として楽しんでいるだけであって、気持ちが揺れるようなことは一切なかった。

今年は何がそんなに違ったのかというと、まぁやっぱり、一つの原因は熱愛報道だと思う。真偽は知らねぇ。

翔くんが撮られた。その一報が入ったとき、わたしは逆に期待…!とか思った。だってあの櫻井翔が撮られた。訳がわからなくて、もはやちょっと面白かった。ていうか暇すぎたから、久しぶりに櫻井翔のことでTLが荒れてるのが嬉し…くはないけどね!さすがにね!でも実際写真が出たときも後ろ姿カワイ〜っていう感想しかなかったし、2ショットが出てやっとちょっと落ち込んだけど、泣いたりはしなかった。

わたしは基本的には結婚反対派なんですよ。幸せになってほしいとかほしくないとかそういう話ではなく、ただ単純に奥さんがいる人を担当にはできない。いや無理よ。ワシまだ19やし。

でも、この報道が出たとき、何よりもまず、「そろそろわたしが変わらなきゃいけないんだろうな」って思ったんですよね。そろそろわたしも彼氏作んなきゃいけないな。あの人ももう35だし。ああいう人だし。結婚、したいだろうし。そうだよなって。わたしはその日キャンプに行っていて。その帰り道、渋滞に巻き込まれてなかなか進まない車に乗せられて、全員が爆睡するなか、運転手とわたしだけが起きてて。わたしが変わろう、そろそろ35歳を応援していく覚悟を決めようって、ずっと考えてた。

次の日、大阪では関西ジャニーズJr.がフルマラソンに挑戦する番組が放送されていた。わたし、これを見てなぜか大号泣したんですよね。昨日まで一滴も涙なんて流れなかったのに。眩しかったんだと思う。夢を乗せて走るジュニアたちもそうなんだけど、それよりも、そんな彼らに声援を送るオタクが眩しかった。そして羨ましかった。担当って、こういうことなんじゃないかと思ったんですよ。自作の横断幕握りしめて、彼の背中に想いを叫ぶことであって、夜の車で1人、もう夢を見るのはやめようと、諦める覚悟を決めることではたぶんない。

わたしも好きって叫びたい。
そして次の週の月曜日、ZEROのスタジオに翔くんはいなかった。3月6日、東日本大地震からまもなく6年が経とうとしていて、今年もやっぱり翔くんは被災地にいた。わたしの好きが届くには、そこは少し遠かった。

あの人はいつか、ZEROの真ん中の席に座りたいらしい。嵐の活動がCSR活動に繋がることを願っている。あの人は自分の影響力を知っている。少しでも人々の悲しみがなくなることを本気で考えている。そんな嵐に、自分になればいいと思っている。そのための努力もたくさんしている。詰めるだけの知識を詰め込むし、背負えるだけの荷物を背負う。自分はそんな弱いほうじゃないから、どこまでできるか分かんないけど、できるだけのことはやろうと思うって笑ってた。

わたしはそんな翔くんを心から尊敬している。誇りだし、世界で一番大好き。だけどね、だけどよ、これ、担当か?

担当って推しじゃないんすよ。担当はジャニーズ用語なんですよ。1番好きで何よりも優先して応援したいジャニーズタレントを指す言葉なんですよ。だから別に尊敬なんかしてなくてもいいんだよね。そんなの二の次でよかったはずなのに、いつからかそれが全てになっていたんだと思う。わたしが持つ翔くんへの愛情に、「担当」という名称は似合わない気がした。

その日わたしは、翔くんが世界で1番好きな人でありながら、翔くんから担降りをしました。降り先はなし。

正直わたしは自分の年齢が憎くて仕方ない。もっと子どもだったら、何も考えずに翔くんの顔面にひれ伏すだけでよかったし、もっと大人だったら、翔くんのやりたいことがわたしのやってほしいことだと言い切れたと思う。

 


わたしがこんな拗らせオタクになってしまった原因のひとつは、間違いなくわたしの相方である。見てるか!お前だ!わたしに「降り先なしの担降り」という概念を持ち込んだお前だ!お前がいなけりゃわたしは降り先がないのに降りるというトンチキな発想には至らなかったはずだ!ヲタ卒ではない、これはあくまでも担降りなんだよな!

降りたとき、わたしこの子に言われたんですよね。しおりちゃんはもっと遊びたいんだよねって。櫻井担は勉強が多すぎるんだよねって。
本当にそうだと思った。
まだ遊び足りないのに、本人はどんどん安定へと向かっていく。歳だから仕方ない。年齢にしても芸歴にしても、いい加減そんなことを言ってられる場合じゃない。確かなスキルを手に、この先芸能界にとどまる手段をあの人は求めているし、わたしたちは支持していかなければならない。それは正しいと思う。真理だと思う。幸せだとすら思う。だったら遊ぶこと1つくらい、わたしが諦めるしかない。

なのにね!なんなんだろうね!たぶん遊び場所はここ以外にもたくさんあるのに、なんで、わたしはまだ翔くんと遊ぶことを諦め切れないんだろうね!遊びたい。だけど他の誰でもなく、翔くんと遊びたい。「もう翔くんとは遊べないのかもしれない」と覚悟を決めた一方で「わたしが遊びたいのは翔くんだけ」と気づいてしまった絶望の深夜2時。

まぁ、あいにく降り先もいないことですし、いつか遊べる日がくるまで、気長に待ちますか。なんて思いながら、その日は眠りにつきました。
先は長いかもしれないけど。


翌日。
櫻井翔、映画主演決定。


いや、先短か!!!!!!!!!!!!!!


昨夜の情緒不安定はたぶん予兆だったんだと思うわ。クソ重LINEを送りつけた全友達、わたしの茶番にお付き合いいただきどうもありがとうございました。ご迷惑おかけしました。


ワイ氏、大号泣。嬉しかった〜!!!もうほんっっっとに嬉しかった。昨日までは遊べないかもしれないって絶望してたのに。まだ遊べる。それがこんなに早くきた。もう信じられないくらい嬉しかった。嬉しくて、泣いて泣いて、涙が乾いたら、今度はお尻フリフリ小躍りした。この前ララランド見たんだけど、このスクリーンで翔くんが見れるんだって思ったら泣けてきて内容全然覚えてない。

映画が決まって嬉しすぎて大号泣するんだよ。こんな気の狂ったことどう考えても翔くんにしか起こらない。こんなに嬉しい。超嬉しい。この感情はさ、愛情はさ、担当って呼んでもいいんじゃないかと、思ったんだよね。

ということで担当復帰です。2週間にして。本当に茶番。ごめんなさいの世界。

 

 

わたしはたぶん、これからも同じことを何度も繰り返すと思う。わたしのような19歳が翔くんのような35歳を応援するのは本当に難しい。勉強が続いたら、遊んでいたときのことをきっと忘れてしまう。あの人が遠くに行くたび、わたしはまた不安になると思う。これから先もモヤモヤをたくさん繰り返す。またクソ重LINEも送りつけると思う。ごめんね。先に謝っておく。

でも、まぁいっか!もういいや!何度でも繰り返すよ。それでもまた起き上がらせてくれるなら、何度だって繰り返してみるよ。何よりも、翔くんとなら繰り返してみたいなって思えたよ。夢を見ることをやめる覚悟なんて、やっぱり一生決めないよ。わたしがあなたを好きな限り、わたしがあなたの担当である限り、わたしはあなたを諦めないし、信じ続けるし、愛し続ける。もう腹はくくった!


4年ぶりの映画だって。長かったけど、逆に言えば4年ぐらいなら待てるって証明された。またモヤモヤもするだろうけど、灰色の空を開けるのはどうしたって君とだから。

まぁまた、4年ぐらいなら、待つし。
たぶん、ね!

 

#櫻井翔ラップ大賞2017

私は激怒した。櫻井翔ラップ大賞がいつまでたっても開催されない。

こんなことはおかしい。

ジャニヲタとは、なぜか多くの者が何らかの才能を持ち合わせ、しかしジャニヲタであるがゆえにその才能をジャニーズにしか活かせないという残念な生き物のことである。その中には異常に分析能力に長けたアンケート芸人、異常に文章力がある執筆芸人、異常に発想力が豊かなアイディア芸人、異常にその道に詳しい専門家芸人など、様々な芸人がいる。あくまでもみんな芸人。

しかし、アンケート芸人にのくせになぜ櫻井翔のラップについてアンケートを取らないのか。執筆芸人のくせになぜ櫻井翔のラップについて語り散らかさないのか。アイディア芸人のくせになぜ櫻井翔のラップを褒め称える場を企画してくれないのか。専門家芸人のくせになぜ櫻井翔のラップを解説しないのか。

こんなことはおかしい。2017年、翔くんが自分でラップ詞を書くようになり実に15年。櫻井翔ラップ大賞を開くにあたっては絶好のタイミングである。なのに誰も開催しようとしない!こんなことは!!おかしい!!!

残念なことに、わたしには分析能力も文章力も発想力も専門的な知識もない。そんな才能の溢れる芸人にはなれない。ただ、わたしは櫻井翔がだいすきである!(小並感)

ここはひとつ、櫻井翔だいすき芸人として、このわたくしが櫻井翔ラップ大賞を開催しようではないか!!!!ちなみに気づいてるかどうか分かんないから言うけど櫻井翔ラップ大賞って韻踏んでます!!!!!!!!!!!

 

しかし、繰り返しにはなるがわたしには圧倒的に技量が足りないので、もう急にめっちゃ投げやりにしていい?このタグ→ #櫻井翔ラップ大賞2017  を用意するから各々ブログでもTwitterでもなんでもいいから好きに語ってほしい。特に集計するつもりもない。ブログに書いてくださる方がいらっしゃれば、タイトルを「#櫻井翔ラップ大賞2017」にしてくれたら検索しやすくて助かります!!めちゃくちゃ覗きに行きます!!そして以下はご自由にお使いください!!項目減らしてもいいし増やしてもいいし煮るなり焼くなりかずなり好きにして!!

※本家楽曲大賞さんがいつもおっしゃっているように、楽曲に優劣をつけたいのではなくてこれを機に楽曲を吟味できたらいいと思った故のランキング形式です!本当にただラップを語り合いたいだけなので深く考えないで楽しんでくれたら本望!

 

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櫻井翔ラップ大賞2017

【名前】

 【担当】

 【好きなラップ】

1位:

理由:

2位:

理由:

3位:

理由:

 【好きなラップ(未音源化)】

1位:

理由:

 【好きなラップ(現場)】

1位:

理由:

 

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  ということでわたしもやってみたYO!

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櫻井翔ラップ大賞2017

【名前】しおP
【担当】櫻井翔

【好きなラップ】
1位:Step and Go!
理由:歌詞もメロディーも韻も全てが文句なしの1位!包み込む日々が輝きだすのは 時間(とき)がそれを彩り光るから 僕はそして交点の先へ いつかまたね交点の先で」という歌詞は、翔くんの青春の全てだと思う。2008年の国立でステップ踏みながら花道を駆け抜ける姿、あんなに眩しいラップは、たぶんもう二度とない。


2位:愛を歌おう
理由:天才だから。だって天才だと思わない?!「悲しみなんて底がない だからこそ夢と刻む帆を張り 空に向け続く航海 you're my 道を照らす灯台という歌詞だけでノーベル文学賞あげたい気分なのに、「帆・航海・灯台というワードで統一して、その上「底がない・帆を張り・空に・航海・you're my・灯台が全部同じ韻。天才。LOVEコンで真っ直ぐ前を見据えた鋭い視線の翔くんが、you're my 道を照らす灯台と歌いながらこちらに手を差し出し表情を緩めたとき、5億度目の恋に落ちました。


3位:Rock this
理由:たぶん好きな曲ランキングでは198位くらい。この日のために何年間も「スサノヲ」を登場させなかった翔くんは一体何者なんだろうと、思い出すたびに震える曲。日本神話に登場する三大神のなかで、とりわけ勢いが凄まじいことで知られているスサノヲにwe're likeと言ってみせる強さ。「見える明日を過ごすのはてんで御免です」「悔しさという名の導火線」「あなた方の前じゃ誤魔化せんぜ」この曲なしで2011年を乗り越えられた自信は、正直わたしにはないです。

【好きなラップ(未音源化)】
1位:ペンの指す方向 chapterⅡ
理由:翔くんの「未来とは過去の積み重ねでしかない」という言葉を音楽にしたのがペンの指す方向chapterⅡ。この曲で語られている過去を重ねた末、「ライト一身に浴びる脇に立」っていた翔くんは、「そして今ここで俺はライト浴びる」ようになります。仕事に悩む友人に宛てた曲で自分の人生を歌う、最高にMY LIFE IS MY MESSAGEな1曲。

【好きなラップ(現場)】
1位:COOL&SOUL
理由:絶対にその場に居合わせることが重要な曲。生で、リアルタイムで聞かないと意味がない。

『COOL&SOUL』の"あなた方が生き証人になってください"っていう意味の"この歴史を後世に語れるだろう?"っていう…この場に来られたことを後々胸張って誇ってもらえるようなコンサートにしたい

翔くんの言霊は、いま確かに現実になったよ。


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好きなラップが多すぎてたぶん1時間後には順位が変動してる。みなさんのラップ大賞もゴリゴリ楽しみしてます!!!!!!!1分に1回タグ検索させてもらいます!!!!!!!!!!お願いだからやって!!!!!!!!!

 

 

翔くんは優しくなんかない

翔くんは昔から、本人の意図だったりそうじゃなかったりするんだけど、なんとなく周囲の風当たりを受けちゃう立場になることが多い。

祖父母の家に行きゃあ“いつ辞めるんだ”って言われ続けてましたし…親も黙認という形だったかもしれない。

ジュニア時代、そしてデビューをしてからも家族に芸能活動を反対されていたのは有名な話。テスト期間になるとジュニアの活動を休んで、戻ってくると立ち位置が下がっていたのも有名な話。

どこでもマイノリティーだったっていうか…。学校でいうと、やっぱ、"俺、ちょっと違うな…"って思う瞬間があったし。で、学校終わって、児童館に行くと…制服着て、そこに現れるヤツとかいない訳よ。そこでもまた違うなぁって。それで、ジャニーズ入ると、やっぱその…なんか違う訳。どこ行っても、やっぱ浮くんだよ。

キャスターを始めると、ジャニーズがキャスターという異例の抜擢にやっぱり風は強くて。いつも何かと戦っている翔くん。
それはたぶん、今でも。


でもねわたしは、心から主張したい。
そんな翔くんは、全然可哀想なんかじゃない。
芸能活動を反対していた翔くんの父は、昨年「息子は今後あと30年、仕事をしていかなくてはなりません」と言った。立ち位置を下げられた桜井少年は、なんとデビューしたよ。マイノリティー?今の櫻井翔が所属する嵐は、マジョリティー中のマジョリティー、メジャー中のメジャー、日本のポップカルチャーど真ん中に位置する。批判されていたニュースキャスターは10年続いた。

だからわたしは、翔くんのことを“ただの優しい人”にする人が許せないんですよ。あんな反骨精神バリバリな人が、反対されたことを覆さないわけがないじゃん!あんなめんどくさい人が、違和感を感じたことに物申さないわけがないじゃん!あんな強い人が、批判されたことをそのまま放置しておくわけがないじゃん!翔くんはそんな、ただの、ただの優しい人じゃないよ。

っていうのを、この頃めちゃくちゃ思うのです。たとえば日経エンタでの、例の「そういうファンの人の文化には目を逸らし続ける」という発言が、なぜか「翔くん自身は良く思ってなくても目を逸らしてくれるんだ」というところに発展し、最終的に“優しい”と解釈されることも、わたしには違和感でしかなかった。今回はコンビ萌えという話の中で語られたけど、この発言は以前翔くんが言っていた「移ろいゆく“人気”に拠って立つのではなく、相応の“スキル”において強い根を張っておきたい」という言葉と同義だとわたしは思う。“目を逸らす”というのは黙認だとか優しいとか、そういう次元の言葉じゃない。ファンの人のニーズにただ応え、ファンの人を喜ばせるためだけに行動するアイドルにはならない、という意味だと思う。もちろん翔くんはこのインタビューではそんなつもりで言ってないんだけど、あの人の根底に、魂に、いつもそういう心意気がある。

貶し風潮が終わりつつあるのは万々歳なんだけども、優しくて控えめで、保護されるべきものとして扱われるぐらいなら、たぶん貶されるほうがあの人にとってはマシだ。もちろんわたしは嫌だけど(笑)


翔くんが優しいときは、翔くんが一歩引くときは、翔くんが我慢するときは、翔くん自身がそれが最善だと思うからそうしてる。それは翔くんの意志であって、迫害を受けているわけではない。翔くんはそれを許すほど優しくなんかないです。


だから、どんなときも、どんな立場でも、いつも必死で戦っているあの人を、そして必ず勝負に勝ってくるあの人を、どうか可哀想な人にしないでほしい。翔くんは強い。この世界に立っているとき、翔くんはきっと誰よりも強い。

何よりもわたしは、そんな翔くんの強いところが、泣きたくなるくらい好きです。大好きです。

翔くん、お誕生日おめでとう。
きっとこれからもまだまだいろんな壁が立ちはだかると思う。わたしたちが押し上げなくたって超えていける翔くんは誇らしくてたまに寂しいけど、わたしたちの声もちゃんと糧にしてくれる翔くんは、本当は誰よりも優しいよ。
そして、壁を越えた先、わたしたちにもちゃんと笑顔を見せてくれる翔くんが、本当に誰よりも大好きだよ!